つうぃんくるの目的
重症心身障害児とその家族の交流の場を設け、地域での身近な相談相手や語り合える仲間作りを支援し、育児負担感の軽減を図る。また、地域に活動を知ってもらい、支援の輪を広げて住みよいまちづくりを目指します。
このサークルを立ち上げたきっかけ
3年前、障害児を育てるということに不安を感じていましたが、その悩みを相談する場所が無かったからです。ネットで子供の病気の治療方法や同じ境遇の方を見つけたりしていました。しかし、ネットでは、同じ地域に住む仲間を見つけることはできませんでした。
市役所での手続きや市のサービス、地域の病院のこと、同じ地域に住んでいないと分からない情報があったり…
月に1回でもいいから、話し合える場所を作りたいと思いました。そんなことを、訪問リハビリの先生に相談すると、リハビリの先生も実は同じことを考えていらっしゃって、偶然、通園のお友だちが近所に居ることがわかり、そのお友だちも同じ境遇で悩んでいて、初めは3人からのスタートでした。手探りの状態の中、友が友を呼び現在は12組のお友達と出会えることが出来ました。感謝です。
障害を持つ子供は何種類も病気を抱え、親は日々、子供の将来に不安を抱えています。
障害は治らないけれども、この先、長い子供の介護の不安や心配を少しでも和らげたい!と思い“つうぃんくる”を立ち上げました。
障害児を持つ親達がホッとできる居場所作り、重度の障害児が安心して生活できる居場所作りを目指して活動していきたいと思います。
つうぃんくる会則
第1条(名称)
本会は「つうぃんくる」と称する
第2条(目的)
本会は重症心身障がい児・者の健やかな成長と発達を願い、その家族で構成し、会員相互の情報交換、親睦、他の交流を図ると共に、医療、福祉および社会環境の充実を目指す。
第3条(会員)
会員は前条の目的に賛同するもので、重症心身障がい児・者とその家族(正会員)、および支援者とする。
第4条(活動内容)
本会は第2条の目的を達成するために次の活動をおこなう。
- 1.会員相互の情報交換の場を提供する
- 2.各種勉強会を開催する
- 3.季節の行事会を開催する
- 4.関係機関・団体への連絡要請等をおこなう
- 5.その他、第2条の目的達成のための活動をおこなう
第5条(組織・運営)
1.総会
(1)総会は最高意思決定機関であり、出席した会員の過半数の賛成によって議決する。
(2)総会は年1回開催する。ただし、役員会が必要と認めるとき開くことができる。
(3)会則の改正、役員の選任、決算の承認、その他の重要事項は総会の議決事項とする。
2.役員会および役員
(1)役員会は総会に次ぐ意思決定機関として会の運営にあたる。
(2)役員会は次の役員を置き、会員の中から互選する。
- 会 長……1名
- 副会長……1名
- 会 計……1名
- 広 報……1名
- 連絡係……1名
- 事務局員……数名
(3)役員の任期は1年とし、再任を妨げない。
3.役員の職務
(1)会長は、本会を代表し、会務を総括する。
(2)副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときはその職務を代行する。
(3)会計は、本会の会計全般を総括する。
(4)事務局員は、事務全般をおこなう。
4.相談役
本会は必要に応じ、相談役をおくことができる。
相談役は本会の活動および事業の主要な問題について、それを援助し助言を行うことができる。
第6条(会計)
本会の会計年度は毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わるものとする。
本会の運営は会費、補助金、寄附金、その他の収入を持って充てる。
第7条(事務局)
この会の事務局は、会長宅に届く。
第8条(禁止事項)
- 1.宗教の勧誘
- 2.物品の販売
- 3.政治活動
- 4.社会倫理に反する行為
- 5.会員は、活動中に知りえた情報・資料や機密等を、在介中、退会後を問わず、みだりに口外もしくは流用など、会にとって不利益になるような使用をしてはならない。
第9条(雑則)
この会則に定めのない事項および、本会の運営に関し必要な事項に関して役員会で定める。
附則
この会則は平成27年11月7日から施行する。